ミナUO雑記帖

私、Wilhelmina(ウィルヘルミナ)のウルティマオンライン日記です。

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希望の芽、そして。 〔3〕

このお話はその1より続いております。
差し支えなければそちらからご覧いただければ幸いです。


さて、サーパンツホールドの街へ皆でそれぞれ散っていったわけですが…。
私はちゃっかりとKen隊長にくっついて行きました。
ゲートで到着した場所から最初は南へ、そして暫く進んでから東へ。
小さな家があったので誰かいないかとお邪魔するも…

Ken 「誰もいない」

残念ながら、どなたもいらっしゃいませんでしたので今度はその隣にあるおうちへ…。
すると、今度はJennniferさんという女性がいらっしゃいました。
既に何人かが彼女をみつけてこちらの家へお邪魔しています。

M20050814_26.gif

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Jennnifer「賑やかですね」
Jennnifer「*smile*」

Ken 「失礼するよ」
Jennnifer「急に」
Jennnifer「賑やかに」
Jennnifer「なりましたが」
Jennnifer「何か」

Ken 「突然の無礼、すまない」
Jennnifer「いえ・・・」
Ken 「ここは」
Ken 「この町に」
Ken 「パトリシアさんという人は」
Ken 「住んでいませんか?」

Jennnifer「パトリシアは」
Jennnifer「私の母ですが」
Jennnifer「・・・」

Ken 「!!」


Ken隊長とともに、騒然とする我々。
見つかった…?!と、思いきや…

Jennnifer「2年ほど前に」
Jennnifer「亡くなりました…」


なんと、既にお亡くなりになっているというのです。
これを聞いて、更に衝撃を受ける我々。
Ken隊長は考え込みます。

Ken 「・・・・・・・・・・」
Ken 「それは・・・」
Ken 「すまないことを聞いた」

Jennnifer「いえ・・」
Jennnifer「気になさらないで下さい」
Jennnifer「大丈夫です・・」


ここで、こちらを訪れていた一人が「おとうさんは?」と伺います。

Jennnifer「父も事故で」
Jennnifer「亡くなってしまいました」

Ken 「・・・・・・・・・」
Jennnifer「いえ・・」
Ken 「そうだったのか」
Jennnifer「ええ」
Jennnifer「今はここで」
Jennnifer「暮らしています」

Ken 「辛い思いをされたのだね」


ここで、他の場所へ聞き込みに回っていた人たちもこちらの家へいらっしゃいました。
会話の流れを聞いて「じゃあパトリシアはもう…?」という驚きの言葉が飛び出します。

Jennnifer「ええ」
Jennnifer「パトリシアは」
Jennnifer「母です」
Jennnifer「でも」
Jennnifer「2年ほどまえ」
Jennnifer「亡くなりました」


そちらの方へ、Jennniferさんはもう一度説明してくださいます。
一人がKen隊長に「話まとめて説明して」とお願いをしたのを受けて…

Ken 「そうだな」

と頷きます。
お二人が亡くなられていたことは大変残念ですが…「あなたがお生まれになったということはお二人はお幸せでいらしたのでしょう」…と私が言うと、彼女は…

Jennnifer「ええ」

と応えてくださいました。

Ken 「ジェニファーさん」
Jennnifer「はい」
Ken 「自分達は」
Ken 「本当はパトリシアさんにお願いがあってきたのだが・・・」
Ken 「君に是非」
Ken 「お願いしたいことがある」


と、ここでこちらの家の外にReubenさんと、更に他のほうへ聞き込みに回ってくださっていたらしい何人かが姿を現します。

Jennnifer「私に」
Jennnifer「できることでしたら・・」

Ken 「というより・・・」
Ken 「君にお爺さんがいるのを」
Ken 「君はご存知かな?」

Jennnifer「え、ええ」
Jennnifer「存じております」

Ken 「ここじゃなんだから」
Ken 「外で話そう」

Jennnifer「はい」


Reubenさんがいらして更に人数が増えたことを考えて、Ken隊長はJennniferさんと皆を外に連れ出します。

M20050814_28.gif

Reuben 「ふむ・・」
Reuben 「・・ん?」

Ken 「さて、、、」
Jennnifer「祖父がいることは」
Jennnifer「存じておりました」

Ken 「話の続きなのだが・・・」
Ken 「そうか」

Jennnifer「ええ・・」
Ken 「そのお爺さんに会ったことは?」
Jennnifer「いえ・・」
Jennnifer「母から話を」
Jennnifer「きいていただけですので・・」

Ken 「うむ」
Ken 「そうだったのか」
Ken 「君はここで1人で暮らしているのだね?」

Jennnifer「ええ」
Jennnifer「両親が亡くなって」
Jennnifer「今は」
Jennnifer「ひとり暮らしをしています」

Ken 「そうか」
Ken 「実は」
Ken 「君のお爺さんも」
Ken 「1人でひっそりと暮らしているんだよ」
Ken 「本来ならば」
Ken 「腕の良い彫刻家だろうが」
Ken 「寂しさから」
Ken 「仕事を忘れている様子なんだ」

Jennnifer「そ、うでしたか…」
Ken 「うん」
Ken 「自分達は」
Ken 「君のお爺さんの彫刻の腕が必要だ」
Ken 「しかし、頼みの綱の娘さんが・・・」
Ken 「けれど」
Ken 「君という」
Ken 「希望も」
Ken 「ある」
Ken 「どうか」
Ken 「力を貸してくれないか?」
Ken 「いや・・・」

Jennnifer「え、ええ…でも…」
Ken 「家族は」
Ken 「仲良く暮らすものだ」

Reuben 「・・・・」
Jennnifer「え、ええ…」
Ken 「どうだろう?
Jennnifer「皆さんがそんなに」
Jennnifer「おっしゃって下さるなら」
Jennnifer「私で宜しければ」」
Jennnifer「お会いします」

Ken 「おお!!」
Reuben 「*ふむ・・*」


と、話がまとまったところで。

Ken 「さっそく、お連れしよう」
Ken 「支度はいいかな?」

Reuben 「そうだな」
Jennnifer「わかりました」
Jennnifer「ええ、大丈夫です。」
Jennnifer「皆さんがついていて」
Jennnifer「下さいますから」
Jennnifer「大丈夫です」

Ken 「*微笑*」
Reuben 「では、行こうか?」
Ken 「お願いするよ」
Reuben 「よし・・」
Reuben 「・・・・」


Reubenさんが開けてくださったゲートに、皆一斉に飛び込みます。
そして再び、Williamさんの家へ…。
中からはやはり「*ヒック*」という彼のしゃっくりのようなもの(?)が聞こえてきます。
まだ酔っ払っていらっしゃるようです。

Ken 「ごめんください」
William 「うるせーーーな!!!!」


Ken隊長がドアをノックし、礼儀正しく挨拶をしますが…帰ってきたのはまた怒鳴り声。
少し離れたところで待っていらしたJennniferさんには聞こえなかったようです。
一緒に待っているReubenさんや他の皆と話をしている様子でした。

Jennnifer「そんなに」
Jennnifer「頑固なのですか」


ひとりが「頑固というか、かなり荒れていたな」と答えると…

Jennnifer「まぁ…」
Jennnifer「*sigh*」


と、ため息を吐かれていました。
家の中からは、Ken隊長や再び押しかけた我々に向かって怒声が響いていました。

William 「何の用だ!!!!!」
Ken 「会わせたい人がいるのです」
William 「くんなって言ってんだろ!!!!!」
William 「こっちは会いたい奴なんかいねぇよ!」
William 「*ヒック*」


その時、Jennniferさんの傍にいるReubenさんがぼそりと呟きました。

Reuben 「さて・・氏は出てくるかな?」
Jennnifer「会って下さるかしら・・」


Jennniferさんは不安そうです。

家の方ではWilliamさんが相変わらずの態度を取っていました。

William 「*ヒック*」
William 「出てけ!!」
William 「またあんたか!!!」
William 「ほっといてくれって言ってるだろ!!!」
William 「*ヒック*」

Ken 「度々失礼、お許しください」
William 「*ヒック*」


我々のうちの一人が、彼のあまりの態度に腹を立てて「孫が会いに来てるんだよ!」と言うと…

William 「孫?」
William 「孫なんざいねえよ!!」
William 「アホか!」


と一蹴します。
しかし、そこはKen隊長が根気強く…

Ken 「あなたのお孫さん」
Ken 「一目会ってもらえませんか?」

William 「*ぐび*」


Ken隊長の言葉を聞いてはいるものの、Williamさんはまた酒をあおります。

William 「*ヒック*」
Ken 「外で待ってますよ」
William 「ふん!」
William 「*ヒック*」


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Ken 「意地を張らないでください」
Ken 「いつぞやのように」

William 「意地だと!?」
William 「*ヒック*」

Ken 「後悔されますよ」
William 「お前に何がわかる!!」
William 「*ヒック*」

Ken 「さぁ」
Ken 「家族じゃありませんか!」

William 「俺の家族はもういねえんだよ!」
Ken 「お孫さんにとっても」
William 「お前さんのツレに話しただろうが!」
Ken 「家族はあなただけなのです」
William 「冗談じゃねぇ!」
William 「ふん!どけ!」


Ken隊長の説得が心に響いたのでしょう。
Williamさんは我々を突き飛ばすようにして外へと飛び出しました。
一方、Jennniferさんの方は、やはり不安そう。

Jennnifer「大丈夫でしょうか・・」

と呟く彼女を、一人の女性が元気づけるように抱きしめてあげていました。
別の一人が「みんなを信じてー!」と励ますと彼女は

Jennnifer「ええ」

と頷き、抱きしめてあげていた女性に「ありがとう」と頭を下げていました。

Ken 「師だって気になっているんだ」

Ken隊長は家を出たWilliamさんよりも先にJennniferさんのところへ戻っていました。
そして、肝心のWilliamさんはというと…。
家を出たまでは良かったのですが、どうにも酔っ払っていらっしゃるようであちこちを走り回った後にようやくJennniferさんのところへ…。
どこへ行くのかと心配して追いかけていた人たちに向かって…

William 「ちょろちょろついてまわるんじゃねえ!!」
William 「魚のフンか?お前らは!!」


と、大変な言われようです。

Jennnifer「わたしの」
Jennnifer「おじいさん・・」


JennniferさんはじっとWilliamさんの家の方角をみつめていました。
後ろからそのWilliamさんが来たのにも気づかずに…。

William 「あんたな!!!!」
William 「いい加減にしろ!」
William 「なんなんだこいつらは!!」


WilliamさんはWilliamさんで、Jennniferさんがどこに居るか気づかずにKen隊長にくってかかっていました。

Ken 「お孫さんのジェニファーさんです」
Jennnifer「おじいさん・・」


ここではじめて、二人はまともに向き合いました。

M20050814_30.gif

William 「あんたが俺の孫だって証拠が」
William 「どこにある!!!」
William 「ぁん!?」

Jennnifer「証拠…」
William 「いい加減にしろ!」


周りでやきもきしながら見守っていた一人が「なんかない?」と声をかけます。

William 「ほれみろ!」
Jennnifer「母からの」
Jennnifer「ネックレスなら」
Jennnifer「これを」
Jennnifer「見てみて下さい」


M20050814_31.gif

Jennnifer「*ネックレスを手渡した*」
William 「ぁん?」
William 「*ヒック*」
William 「・・・」
William 「こ」
William 「これは・・・」


そのネックレスを見て、Williamさんの酔いもいっぺんにさめてしまったようです。

William 「おい、これをどこで手に入れたんだ」
Jennnifer「これは」
Jennnifer「私の母から」

William 「これをもってた娘はどこにいるんだ!!!」
Jennnifer「譲り受けたものです」
Jennnifer「母は・・・」
Jennnifer「パトリシアは」
Jennnifer「亡くなりました」

William 「*!*」
William 「パ、パトリシアと」
William 「今、言ったのか」

Jennnifer「ええ」
Jennnifer「私の母です」

William 「本当か!」
William 「親父さんの名前は」
William 「ジョージか?」

Jennnifer「はい、ジョージです」
William 「*・・・*」
William 「ほ、ほんとうに」
William 「お前さんは・・・」
William 「*ボロボロ*」

Jennnifer「おじいさん、なのね・・」
William 「*うぅ・・・*」
Jennnifer「*ポロッ...*」
William 「パトリシアは・・・パットは・・・」
William 「本当に・・・もう・・・」
William 「*うぅ・・・*」
William 「*くっ・・・*」

Jennnifer「母の分も」
Jennnifer「これからは私が」
Jennnifer「一緒よ」

William 「*うぅ・・・*」
William 「そうか・・・」
William 「お前さんの名前は」
William 「なんと言うんだね?」

Jennnifer「ジェニファーって言うの…」
William 「ジェニファー・・・」
William 「あぁ・・・」
William 「それは」
William 「私の妻の名だよ・・・」
William 「ジェニファー・・・」

Jennnifer「まぁ…!」
Jennnifer「母はきっと」
Jennnifer「おじいさまのこと」


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Jennnifer「大好きだったのね・・」
William 「私が悪かった・・・」
William 「許してやればよかったんだ・・・」


こうして無事、祖父と孫は出会うことができたのでした。
パトリシアさんやジョージさんの分まで幸せになっていただきたいものです。


続きます。
続きはこちら
よろしかったらどうぞ。
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